税理士の収入について【大阪編】

大阪は商売の街ですから、人も多く、税理士としてのビジネスチャンスも多くあります。
それでいて税理士は士業で、一般的に年収も多いといわれている職業の1つです。

そのため、大阪で税理士を目指そうと考えている人もいるのではないでしょうか。
では、実際のところ年収はどうなのでしょうか?
ここでは、大阪の税理士の年収についてご紹介します。

大阪の税理士の平均的な年収

全国の税理士の年収について、厚生労働省が出したデータによると、大阪の税理士はトップ5に入るだけの年収があるといわれています。
東京に続いて2位、約1250万円の年収があるのです。

これは独立開業している税理士も勤務している税理士も含んだ数字ですので、勤務税理士に限れば700万円から800万円前後の年収であり、これもまた東京に続いて2位に入っています。

日本人の平均的な年収は420万円前後ですから、それを大きく上回る結果になっていることがわかります。

このように、全体的な平均でいえば、かなり高い水準に大阪の税理士の年収事情なのですが、実は、年齢層や男女、また事務所の規模によっても結構な違いもあることに注意が必要です。

年齢層や男女、事務所の規模で変わる税理士の年収

年齢層で見てみると、20代から30代にかけては700万円~1000万円が平均年収となりますが、40代を過ぎてからは1000万円が下限となり、それ以上の年収になるように、違いがあります。
そして男女でも、男性税理士の場合を平均してみると同じ20~30代でも、850万円~1000万円を望めるのに対し、女性税理士の場合は、560万から1000万円ほどと、違いが生まれます。

さらには、事務所の規模によっても年収が変わってくることになり、従業員の規模が普通かそれ以下のところなら500万円前後というところもあるようです。
税理士になれば給与を他の職業よりも多く得られるチャンスはありますが、より高額を狙うのであれば、年齢を重ねながらスキルや経験を積むことはもちろん必要です。

そしてある程度の規模の事務所に所属するというようなこともまた、必要になってくるといえるでしょう。

Author: tensaiDA