税理士として独立・事務所を立ち上げるためには

大阪にはたくさんの税理士事務所があり、はじめのうちはそんな税理士事務所で働いて様々なことを学びます。
やがてある程度の仕事ができるようになれば、今度はまだ底の税理士事務所で働くか、あるいは独立するか選ぶことができます。
ここでは、独立したい人に向けての手続きの方法などをお話します。

独立はすぐにできるけど…

独立するためには、基本的に税理士事務所を見つけて税理士会に独立の旨を伝えれば、税理士の資格さえ持っていれば一年でもできます。
タクシーの運転手と違って税理士は「何年間働かなければ独立は認められない」という決まりはないからです。
極端な例をいえば、税理士の資格をもらって即独立するというのも可能です。
しかし、当然ながらそんなことをする人は殆どいません。
なぜなら、仕事のノウハウなどをわかっていないからです。

税理士の資格を取ったからといってもお客様とのやり取りやカウンセリングなど税理士としての仕事を何一つ経験していないのであれば、未経験者と同じです。
依頼人側もそんな未経験者に会社の経理を任せるなんてことはしたくない人がほとんどのため、ある程度は経験を積んでいるという証明が必要になります。
大阪では特に税理士が多いので、経験が乏しい税理士を雇うメリットは皆無です。
よって、大阪で税理士としてやっていくには下積みとしてどこか税理士事務所に所属しましょう。

独立のための手順

上で紹介したように、独立するまでには基本的にどこかの税理士事務所で勤務し、仕事のノウハウを覚えるのが一番堅実なステップです。
数年間税理士事務所で学び、自分でもできると確信が持てたら独立しましょう。

なお、独立するにはまず所属している税理士会に行き、所属税理士という肩書から開業税理士という肩書に登録変更の申請をしなければなりません。

Author: tensaiDA